作品は箱に青を置いたシンプルな設計。しかし驚いたのは穴の位置。
作家が見せようとする視線の角度が、この作品の素晴らしさ。
たどたどしく開けられた穴を覗くと、
壮大な海や空、そして空を舞う鳥。
動くビー玉は波の光、見上げると星空。
この作家は以前もたくさんのビー玉作品を制作している。
平面が立ち上がった構造のものやら、真俯瞰で見る絵画のようなものまで
(共同作品)
そこから今回の作品のようなシンプルな空間。
テーブルの上に乗るほどの小さな箱から覗き見た壮大な空間。
壮大ゆえに儚い世界に、一瞬時が止まった感覚。
作品を見ていると、心を鷲掴みにされる。
( あしたも動画にup有り)
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